Prompt Decision Method(P・D・M)とは。
プロンプト・デシジョン・メソッド
「Prompt Decision Method」とは、人間が本来持っている直感を生かしたメソッドです。
常に状況を把握し、どのような事態になろうと即座に理解、周囲と連携しながら対応する。その能力を身につけることをPDMは目指します。
❏演技
1)台本の覚え方講習
これはPDMの流儀において、自然な演技や言葉遣いをするには必須の記憶法です。
仮にセリフを都度思い出すような記憶法だとPDMの会話のスピード感についていかれないかもしれません。
この記憶法を採用することによって、さまざまな状況に対応出来るようになるでしょう。
2)演技講習
覚えたセリフをPDMの手法で実際に実演します。
感覚で演技をしていただく為、従来の「事前に段取りを組んで稽古を重ねて演じる」のではありません。
覚えたら即その場で、いきなり演じることが出来る状況を創り出します。
演技の終わった後、最初の段階ではその時、何を演じたか思い出すことさえ難しいでしょう。
PDMの流儀において、お互いのダメ出しは禁じております。
PDMでは上下関係はありません。
3)シナリオ作成
実際にセリフを話すためには台本を書く技術を磨くのがPDMの流儀です。
台本書きは回数を経るごとに演者の感覚を想起させ、演じることで台本を想起させるPDMの新手法です。
4)動画編集
台本を書いた本人以外が編集をし、出演者全員で確認し総意のもとに発表するというPDMの新手法です。
これによって全てにおいて一人ひとりが参加者としての自信と責任を意識することが出来ます。
❏朗読・絵本・紙芝居
テキストを持ったその場で初見(台本を初めて見る)で読めるように指導します。
読んでいる感覚をなくすのがPDMの流儀です。
いきなり読みながら内容を頭に投影させていく手法です。
一文字一文字を英語のように目と口で追っていく話法です。
PDMで互いの参加者とのコンセンサスを深めながら進める感覚を実感する方法です。
これによって、さらに視聴者の理解が進むでしょう。
❏滑舌
PDMでは一文字一文字を刻む滑舌方法です。
刻み方は独特で、音声学などから取り入れた概念のため、
解剖図・原理や波形等を説明に含め、
母音を切り、子音を引き出すPDM滑舌法です。
これによって、自身に対する明瞭圧力から開放されることを目指します。
さらに滑舌の本来もっている意味についても考察します。
意思を明確にし、残響音に頼らない発音を学びます。
「Prompt Decision Method」ワークショップ一覧